疲労回復

こんにちは!

 

スモールジム浅草橋・東日本橋店です。

 

暑さが多少和らいできたと思ったらまた猛暑日になったりと体調を崩しやすい気候になっており、夏バテで疲れてませんか?

 

疲れた時ほど、疲労回復に役立つ栄養素がありますので、ご紹介いたします。それは【ビタミンB群】です。

ビタミンB群はエネルギー合成に不可欠です。体は食べ物から摂取した糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素を分解・変換し、活動するためのエネルギーを生み出しています。このエネルギーが満足に得られなくなると、疲労感や倦怠感(だるさ)が現れます。

エネルギーを生み出すためには三大栄養素のほかに、分解・変換の過程(代謝)を補助する成分が必要で、その役割を果たしているのがビタミンB群。なかでも脳や心臓、筋肉の主要なエネルギー源となる糖質のエネルギー合成をサポートするビタミンB1は疲労対策に必須の栄養素です。

また、ビタミンB群のなかには、エネルギーを生み出す過程で他の栄養素と協力し合って働くと言われてます。

 

【ビタミンB群の摂取にあたっての注意したいポイント】

1.調理の過程で失われがち

 ビタミンB群は水に溶け込みやすい性質があり、調理前の水洗いや茹でる工程で食材の外へ流出してしまいます。また、種類によって程度の差はあるものの熱に弱い性質もあるため、強い火力による調理でも失われてしまうことも。

 

2.体内に蓄えにくいものがある

 ビタミンB1は一度に吸収される量が多くなく、ビタミンの中で必要量に対して最も体内の貯蔵量が少ないとされています。水溶性ビタミンの1つであるビタミンB1は体内に蓄えられにくく、かつ失われやすくもある栄養素といえます。摂取量が少なければエネルギー合成の障害に陥りやすいため、注意が必要です。

 

3.食生活によって不足に拍車がかかる

 ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質からエネルギーを合成する際に必要ですが、それらが過多となる食生活だと、糖質・脂質を分解するために多くのビタミンB1・B2が必要となり、不足してきます。また、お酒を飲み過ぎた場合には、本来アルコールを分解するための酵素だけでは対応できなくなり、ビタミンB1を必要とする酵素が働きだし、必要量を高めてしまい、不足してくるかもしれません。

 

4.食材中のビタミン量の精度は低い

 食材中のビタミンの値は食品成分表を用いて計算します。例えば,食品成分表にアスパラガスのビタミンB2の値が0.15 mg/100 gと記載されているとします。食品成分表の値は,報告されている複数ある数値の中から,代表値が一つだけ選ばれます。この値は、今、あなたが食べているアスパラガスのビタミンB2の値ではありません。概ね、この程度という値です。また、①で述べられているように、食材は保存中、調理中、調理後の保存期間によっても、損失があります。ビタミン剤には損失はありません。ビタミン剤は調理による損失などの心配はなく、保管上の注意を守って使用すれば、品質保証期間中は品質が保たれています。